なぜ喉が乾燥するのかお答えします!
皆さん、こんにちは、
三国ヶ丘鍼灸整骨院の西本です。
最近は、朝起きると喉が乾燥したり、
イガイガしたりしますよね。
今回はその喉について書かせていただきます。
なぜ乾燥すると喉は弱くなるのか?
それは主に二つの理由があります。
一つ目は、線毛の働きが弱くなるからです。
喉には、線毛と呼ばれるウイルスや細菌を、
身体の中に入れない細かい毛があります。
乾燥と寒さにより、線毛の働きが弱くなり、
ウイルスや細菌が侵入し、喉が炎症を起こし、痛くなります。
二つ目は、喉の粘膜を守っている粘液が、乾燥によって
減ってしまう事です。
粘液には殺菌作用働きがあるほか、線毛がウイルスなどを
スムーズに運ぶ手助けをするなどの重要な役割があります。
これらの理由から、乾燥すると喉を守る仕組みが減り、
やがて風邪に繋がっていきます。
また寝ている間の口呼吸は喉に大ダメージを
与えています。
起きた時に喉が痛いという方は、睡眠時に口呼吸を
している可能性があります。
口呼吸により粘膜の乾燥が原因で、空気中の病原菌が
体内に入り込んだり、冷たい空気を直接吸う事など、
喉を酷使することで炎症を起こしています。
また、喉へのダメージだけでなく、口呼吸の乾燥によって
口臭や虫歯などのさまざまなトラブルの原因となります。
では、それらを解決する方法を書かせていただきます。
- うがいと水分補給
風邪予防の基本として知られているうがいですが、
喉をダイレクトに潤す方法として有名です。
乾燥は、体内の水分が不足している状態ですので、
小まめな水分補給が大切です。
- ガムやのど飴を常備
溶けてなくならないガムは、かみ続けることで唾液が分泌し、
常に喉が潤っている状態になります
- マスク装着
おすすめは濡れマスクです。
不織布のマスクの上側三分の一を外側に折り、
その部分を水でぬらして絞ります。
そうすると鼻は覆わず、口元をぬらさずに
マスクをして寝ることができます。
今回はこれぐらいにさせて頂きます。
皆さん、喉の乾燥には負けずに頑張りましょう!