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11月, 2025年

妊娠中に起こりやすい不調とその対策について

2025-11-03

妊娠中に起こりやすい不調とその対策|三国ヶ丘鍼灸整骨院

こんにちは。
大阪府堺市堺区にある三国ヶ丘鍼灸整骨院の院長です。
当院には、妊娠中のママさんも多く来院されます。

「妊娠してから身体がしんどい…」
「薬が飲めないけど、このつらさどうしたらいいの?」
「お腹の赤ちゃんに影響がない施術を受けたい」

このようなお悩みは、とても多く伺います。

妊娠中は、ホルモンバランスや姿勢の変化、体重の増加などにより、身体には今までにない負担がかかります。しかし、多くの妊婦さんが「妊娠中だから仕方ない」と我慢してしまいがちです。
ですが、適切なケアを行うことで、妊娠期間をより快適に過ごすことができます。

今回は、妊娠中に起こりやすい症状とその原因、当院で行える施術、そしてご自宅でできるセルフケアについて詳しくお話しします。

妊婦姿勢悪い

 

 

 


妊娠中に起こりやすい身体の不調

妊娠中のママさんからよく相談される症状は、以下のようなものがあります。

  • 肩こり・首のこり

  • 腰痛・骨盤まわりの痛み

  • 坐骨神経痛

  • むくみ

  • 冷え

  • 頭痛

  • 睡眠の質の低下

  • 自律神経の乱れ(情緒不安定・不安感など)

それぞれについて、原因を解説していきます。


肩こり・首こりの原因

妊娠中は、ホルモンの変化により胸の組織が発達し、バストが大きくなりやすい時期です。
そのため、自然と肩が前へ巻き込みやすく、首や肩まわりの筋肉に負担がかかります。

さらに、赤ちゃんが大きくなるにつれて姿勢が崩れやすく、肩こりが慢性化することも多く見られます。


腰痛・骨盤まわりの痛みの原因

お腹が大きくなると、身体の重心が前に移動します。
バランスを取るために、腰が反りやすくなり、反り腰の状態に。

また、妊娠中はリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤の靭帯が緩みます。
これにより、

  • 骨盤が安定しにくい

  • 腰回りの筋肉が過剰に緊張する

  • お尻〜太ももにかけて痛みが出る

といった症状が現れます。


坐骨神経痛が出やすい理由

骨盤が広がり、周囲の筋肉のバランスが崩れると、
お尻の筋肉(特に梨状筋)が硬くなりやすくなります。

この筋肉が坐骨神経を圧迫すると、

  • お尻から太もも

  • ふくらはぎ

  • 時には足先まで

ビリビリ・ジンジンとした症状が出ることがあります。


むくみ・冷えの原因

妊娠中は、血液の量が増えますが、血流は逆に停滞しやすくなります。
特に、下半身はお腹が大きくなる影響で静脈が圧迫されるため、血液が心臓へ戻りにくくなります。

その結果、

  • 足がパンパンに張る

  • 靴下の跡がくっきりつく

  • 足が冷える

といった状態になります。


妊娠中の頭痛・睡眠の質低下

ホルモンバランスや自律神経の影響により、

  • イライラしやすい

  • 寝つきが悪い

  • 夜中に目が覚める

  • 頭が重い、締め付けられる感じがする

こういった症状を訴える妊婦さんも多くいらっしゃいます。


三国ヶ丘鍼灸整骨院でできる妊婦さんへの施術

当院では、妊娠中でも安心して受けられる施術を提供しています。
お腹に負担をかけない体勢で施術をおこない、刺激も優しいものを使用します。

①骨盤のバランス調整

妊娠中は骨盤が不安定になりやすいため、
無理のない範囲で骨盤周りの筋肉の緊張を整え、左右差や過度な反り腰を改善します。

これにより、

  • 腰の負担が軽くなる

  • 姿勢が整う

  • 呼吸がしやすくなる

など、日常生活が楽になります。

②鍼灸施術

鍼灸は、妊娠中の不調に非常に相性が良い施術のひとつです。

  • 血流を整える

  • 自律神経を安定させる

  • 痛みや筋肉の緊張をやわらげる

  • つわりや不安感にもアプローチできる

特に、胎児への負担の心配はありません。
妊婦さん向けのツボを選び、安全な深さ・刺激量で行います。

③むくみ改善の手技/フットケア

足元の血流循環を高めることで、

  • 下半身のだるさ

  • 足の冷え

  • むくみ

を改善していきます。
「足が軽くなった」「夜ぐっすり眠れた」との声が多い施術です。


妊娠中に自宅でできるセルフケア

①お腹を支える姿勢を意識する

  • 胸を軽く張る

  • 骨盤を前に倒し過ぎない

  • 肩はリラックス

姿勢が改善するだけで痛みが軽減されることも多いです。

②太ももの前・お尻のストレッチ

無理はせず、心地よく伸ばすのがポイントです。

③足を冷やさない

  • レッグウォーマー

  • 湯船に浸かる

  • カフェイン控えめ

血流を良くすることで、むくみも軽減します。

④深い呼吸を意識する

自律神経の乱れにも効果があります。
寝る前に3〜5分、ゆっくり呼吸をするだけでもOKです。


まとめ

妊娠中に起こる不調は、決して「仕方ないもの」ではありません。
身体の変化に合わせて適切なケアを行うことで、妊娠期間をより快適に過ごすことができます。

三国ヶ丘鍼灸整骨院では、妊婦さんが安心して施術を受けられる環境を整えています。
お身体に負担をかけない施術で、無理なく、優しく整えていきます。


「身体がしんどくなってきた…」
「大事な赤ちゃんのためにも、自分の身体を整えたい」

そんな方は、お気軽にご相談ください。

 

三国ケ丘鍼灸整骨院

鍼灸師、柔道整復師

西本峻明

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