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11月末に増える自律神経失調症について解説していきます!

2025-11-24

【11月末に増える自律神経失調症】原因・症状・当院の施術・セルフケアまで徹底解説|堺市堺区 三国ヶ丘鍼灸整骨院

11月の終わり頃になると、
「理由もなくしんどい…」
「やる気が出ない」
「頭が重い・眠れない」
「気候が変わると体調が不安定になる」

このような“自律神経の乱れ”による症状で来院される方が一気に増えてきます。

特に11月末は

  • 気温差が大きい

  • 日照時間が急に短くなる

  • 冬への移行期で身体の負担が大きい
    といった理由で、自律神経が乱れやすい時期です。

今回の記事では、堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院の院長であり、鍼灸師・柔道整復師の資格を持つ私が、解説していきます。

眩暈

 


✔ 11月末に自律神経失調症が増える理由

✔ 自律神経失調症の代表的な症状

✔ 放置するとどうなるか?

✔ 鍼灸整骨院でできる施術

✔ 自宅でできるセルフケア

について、じっくり丁寧に解説していきます。


1. 自律神経失調症とは?

自律神経失調症とは、私たちの身体を自動で調整している
自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスが乱れ、様々な不調が現れる状態 のことです。

自律神経は以下のような働きを担っています。

  • 心拍・血圧・体温調整

  • 呼吸

  • 内臓の働き

  • 消化・代謝

  • 血管の調整

  • 睡眠リズムのコントロール

「身体の司令塔」といってもいいぐらい、生命活動の中心となる働きです。

この司令塔が乱れると、身体の至るところに影響が出るため、症状の出方には個人差が大きく、「原因不明の体調不良」と勘違いされることも少なくありません。


2. なぜ“11月末”に自律神経失調症が出やすいのか?

季節の変わり目は自律神経が乱れやすい時期ですが、特に11月末〜12月初旬は注意が必要です。
その理由を詳しく見ていきましょう。


① 気温差が10℃以上になる日が多い

11月末は「秋から冬に切り替わる時期」で、
1日の寒暖差が10℃を超える日が増えます。

  • 朝は5〜8℃

  • 昼は15〜18℃

このような日も珍しくありません。

自律神経は体温調節を担っているため、急な気温差は大きなストレスとなり、機能が乱れやすくなります。


② 日照時間が急激に短くなる

11月は1年で急速に日照時間が減る月です。
日照時間が短くなると、幸せホルモンであるセロトニンの分泌が低下し、

  • 気分の落ち込み

  • やる気の低下

  • 不安感

  • 自律神経のバランス悪化

などが起こりやすくなります。


③ 年末に向けたストレス・疲労

仕事・家事・プライベートの予定が増え、
「なんとなく落ち着かない」「常にバタバタしている」
という状態になりやすい時期です。

ストレスが続くと交感神経が過剰に働き続け、身体は“緊張状態”になります。
これが自律神経のバランスを乱す原因です。


④ 乾燥・冷えの本格化

11月末は空気の乾燥が強くなり、身体も冷えやすくなります。

冷えは自律神経の働きを低下させるため、

  • 血流の悪化

  • 筋肉の硬さ

  • 睡眠の質の低下

などにつながります。


⑤ 睡眠リズムの崩れ

「暗くなるのが早い → 眠気が早くくる」
「寒くて布団から出られない → 起床が遅くなる」

というように、体内時計が乱れやすいのも11月末の特徴です。

これが自律神経のバランスに大きく影響します。


3. 自律神経失調症の主な症状

自律神経失調症の症状は多岐にわたります。


身体症状

● 頭痛・頭重感

● 目の疲れ・眩しい

● 耳鳴り

● めまい・ふらつき

● 動悸・息苦しさ

● 食欲不振・胃もたれ

● 便秘・下痢

● 倦怠感・だるさ

● 肩こり・首こり

● 手足の冷え

● 寝つきが悪い・眠りが浅い

● 寝ても疲れが取れない


メンタル症状

● イライラする

● やる気が出ない

● 不安感

● 気分の落ち込み

● 集中力の低下


女性に多い症状

  • 生理不順

  • PMSの悪化

  • 更年期症状の増悪

自律神経とホルモンの乱れは連動しやすいため、女性は強く影響を受けやすい傾向があります。


4. 自律神経失調症を放置するとどうなる?

自律神経の乱れは自然に治ることもありますが、
慢性化すると“悪循環”にハマるため注意が必要です。


● 睡眠障害が進行する

→ 朝起きられない、仕事に支障が出る

● メンタル不調に進行

→ 不安症・軽度うつ状態へ

● 全身の血流が悪化

→ 冷え・肩こり・頭痛が慢性化

● 胃腸のトラブルが続く

→ 食欲不振・便通異常でさらに疲れがたまる


自律神経は身体のすべてに関わるため、放置してしまうと“不調のループ”から抜け出せなくなることがあります。


5. 三国ヶ丘鍼灸整骨院で行う【自律神経失調症の施術】

当院では、症状だけでなく “自律神経が乱れてしまう理由” を徹底的に探り、根本改善を目指します。

以下は当院の代表的な施術です。


① 鍼灸施術(自律神経調整の要)

鍼灸は自律神経症状に非常に有効です。

鍼灸の効果

  • 副交感神経を高めリラックス状態を作る

  • 頭・首・肩の緊張を和らげ血流改善

  • 胃腸の働きの調整

  • 不眠の改善

  • 疲労の回復

  • 呼吸が深くなる

特に11月~春先にかけて、鍼灸で自律神経を整えると体調が安定しやすくなります。


② 首肩の筋肉を緩める手技治療

自律神経は首まわりの緊張と関係が深く、

  • ストレートネック

  • 首こり

  • 肩こり
    があると症状が悪化しやすいです。

当院では、

  • 後頭下筋群

  • 斜角筋

  • 肩甲挙筋

  • 胸鎖乳突筋

などを丁寧に緩め、自律神経が働きやすい身体へ導きます。


③ 背骨・骨盤の調整(自律神経の通り道)

背骨には自律神経の大切なラインが通っています。
背骨の歪みがあると神経の働きが低下しやすいです。

当院では

  • 姿勢チェック

  • 骨盤の傾き

  • 肋骨の動き

  • 呼吸の深さ
    などを評価し、姿勢を整えながら自律神経の働きを改善します。


④ 温熱療法(冷え・緊張改善)

温めることで副交感神経が働きやすくなり、体全体がリラックス状態になります。

  • ホットパック

  • 遠赤外線

  • お灸

を使い、身体の芯から温めます。


⑤ 呼吸の改善指導

自律神経が乱れている方は「浅い呼吸」になりがちです。

施術中に

  • 横隔膜の動き

  • 肋骨の柔軟性

  • 呼吸筋の緊張
    をチェックし、深い呼吸ができるようサポートします。


6. 自宅でできる“自律神経セルフケア”

ここからは、すぐに実践できるセルフケアをご紹介します。

特に 11月末〜冬にかけて必須の対策 です。


① 朝日を浴びる(セロトニン活性)

起床後10~20分ほど日光を浴びるだけで、
体内時計がリセットされ、自律神経が整いやすくなります。


② 深呼吸・腹式呼吸

1日3回、1回30秒でOKです。

鼻から4秒吸う → 8秒かけて口から吐く

副交感神経が優位になり、心身がリラックスします。


③ 39~40℃のお風呂に10〜15分浸かる

シャワーだけでは身体は温まりません。
湯船に浸かることで血流が良くなり、睡眠の質も向上します。


④ 首肩を冷やさない(自律神経の要所)

  • マフラー

  • ネックウォーマー

  • 温かい服装

  • 湯たんぽ

首周りが温まると、呼吸が深くなり自律神経の働きが安定します。


⑤ 寝る前のスマホを控える(ブルーライト対策)

ブルーライトは脳を覚醒させてしまい、不眠の原因となります。
寝る1時間前は“スマホオフ”が理想です。


⑥ 軽い運動(散歩が最強)

ウォーキングには

  • 自律神経調整

  • 血行改善

  • ストレス軽減

の効果があります。

特に夕方の散歩は睡眠の質を高めてくれるのでおすすめです。


⑦ 食事のバランスを整える

  • 温かいスープ

  • 発酵食品(味噌・納豆)

  • 根菜類(身体を温める)

  • 良質なタンパク質

冷たい飲み物や甘い物の摂りすぎは自律神経の乱れを悪化させます。


7. まとめ|11月末は自律神経が乱れやすい時期。早めのケアが大切

11月末は気温差・日照時間の減少・疲れ・冷えなどの影響で、
一年の中でも特に自律神経が乱れやすい時期 です。

  • 頭痛

  • だるさ

  • 不安感

  • 不眠

  • 胃腸の不調

  • 冷え

これらは、身体からのSOSサインかもしれません。

三国ヶ丘鍼灸整骨院では、
鍼灸で自律神経を整え、体全体のバランスを整える施術を中心に、根本改善を目指します。

「最近体調が安定しない」
「11月に入ってからしんどさが増えた」
「寝ても疲れが取れない」

という方は、ぜひ一度当院へご相談ください。

あなたの体質・生活環境に合わせた最適な施術をご提案いたします。

三国ケ丘鍼灸整骨院

鍼灸師、柔道整復師

西本峻明

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