9月, 2025年
季節の変わり目に起こりやすい不調と鍼灸整骨院での施術・セルフケア
季節の変わり目に起こりやすい不調と鍼灸整骨院での施術・セルフケア
こんにちは。大阪府堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院、院長の西本です。
当院には「肩こりや腰痛がひどくなる」「なんとなく体調が優れない」「頭痛やめまいが増える」といったお悩みを抱えて来院される方が多くいらっしゃいます。特に多いのが季節の変わり目です。
春から夏、夏から秋、秋から冬へと移り変わるこの時期は、気温や気圧、湿度などの環境の変化が大きく、心身のバランスを崩しやすくなります。今回は「季節の変わり目に起こる不調の原因と症状」、そして「鍼灸整骨院でできる施術」や「ご自身でできるセルフケア」について詳しく解説していきます。
季節の変わり目に体調を崩しやすい理由
1. 気温・湿度の変化
朝晩と日中の寒暖差が激しくなると、体温調整に大きなエネルギーが必要になります。体がうまく順応できないと、自律神経が乱れ、だるさや頭痛、冷え、疲労感を感じやすくなります。
2. 気圧の変化
低気圧が続くと体内の水分循環が滞り、むくみや頭痛、関節の痛みが出やすくなります。また、気圧の変動は自律神経やホルモンバランスにも影響を与えるため、気分の落ち込みやめまいが増える方も少なくありません。
3. 自律神経の乱れ
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」のバランスで成り立っていますが、環境の急な変化により切り替えがうまくいかなくなると、体が常に緊張状態になったり、逆に倦怠感が強くなったりします。
4. 生活リズムの変化
新年度や長期休暇の終わり、行事の多い時期なども重なることで、生活習慣が乱れやすくなります。睡眠不足や食生活の乱れも体調不良の大きな要因です。
季節の変わり目に起こりやすい症状
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慢性的な肩こり・腰痛の悪化
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頭痛、めまい、耳鳴り
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倦怠感、眠気、集中力低下
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胃腸の不調(便秘や下痢、胃もたれ)
-
冷えやむくみ
-
気分の落ち込み、不安感
これらの症状は「なんとなく調子が悪い」という形で現れることも多く、「病院では異常なし」と言われてしまう場合もあります。しかし、そのまま放置すると慢性的な不調につながる可能性があります。
鍼灸整骨院でできる施術
当院では、季節の変わり目に増える体調不良に対して、鍼灸施術と整骨施術を組み合わせながらサポートしています。
1. 鍼灸施術で自律神経を整える
鍼やお灸でツボを刺激することで、血流改善・自律神経の調整を行います。特に効果的なツボは以下の通りです。
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百会(ひゃくえ):頭痛やめまい、不眠に効果的
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合谷(ごうこく):肩こりや頭痛、ストレスに有効
-
足三里(あしさんり):胃腸の不調や倦怠感におすすめ
-
三陰交(さんいんこう):冷えやむくみ、ホルモンバランスの乱れに対応
お灸による温熱刺激は冷えやむくみにも効果的で、心身をリラックスさせる効果があります。
2. 整骨施術で体の歪みを調整
気温や気圧の変化で筋肉が緊張すると、関節の可動域が狭まり、肩こりや腰痛が悪化します。骨格や筋肉のバランスを整えることで、血流が改善し、自律神経の安定にもつながります。
3. 手技療法・ストレッチ
筋肉の緊張をほぐし、呼吸を深くできる状態に整えることで、体のリズムが戻りやすくなります。特に季節の変わり目は、首や背中の筋肉が固まりやすいため重点的にケアしていきます。
ご自身でできるセルフケア
施術と合わせて日常生活でのセルフケアを行うことで、不調の予防・改善効果が高まります。
1. 規則正しい生活リズムを整える
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就寝・起床時間を一定にする
-
夜更かしを避ける
-
朝日を浴びて体内時計をリセット
2. 食事で体を整える
-
季節の旬の食材を摂る
-
冷たい飲み物を控え、温かい食事を心がける
-
腸内環境を整える発酵食品を取り入れる
3. 軽い運動・ストレッチ
ウォーキングやヨガ、ラジオ体操などの軽い運動は、自律神経を安定させ、血流改善に効果的です。特に肩回しやふくらはぎのストレッチはおすすめです。
4. お風呂でリラックス
ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になり、睡眠の質が上がります。アロマや入浴剤を活用するのも良いでしょう。
5. ツボ押しセルフケア
-
合谷:親指と人差し指の間を押して肩こりや頭痛に
-
内関(ないかん):手首内側を押して不安や胃の不調に
-
三陰交:足首内側を押して冷えやむくみに
季節の変わり目を快適に過ごすために
季節の変わり目は誰にでも不調が出やすい時期ですが、体の声に耳を傾け、早めにケアすることで大きな不調を防ぐことができます。
当院では、お一人おひとりの体質や症状に合わせたオーダーメイドの施術を行っております。肩こりや腰痛といった慢性的なお悩みから、なんとなく体が重いといった不定愁訴まで、幅広くサポートいたします。
「最近体がだるい」「季節の変わり目になると調子が悪くなる」という方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。
まとめ
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季節の変わり目は気温・気圧の変化で自律神経が乱れやすい
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肩こり、頭痛、めまい、倦怠感、胃腸の不調などが起こりやすい
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鍼灸整骨院では「鍼灸」「整骨施術」「手技」で自律神経や血流を整える
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セルフケアは「生活リズム」「食事」「運動」「入浴」「ツボ押し」が効果的
季節の変わり目を健康に乗り越え、毎日を快適に過ごせるように、しっかりケアしていきましょう。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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睡眠の質を高めるために 〜鍼灸整骨院での施術とセルフケア〜
皆さん、こんにちは。
堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
睡眠の質を高めるために 〜三国ケ丘鍼灸整骨院での施術とセルフケア〜
現代社会では、スマートフォンやパソコンの普及、仕事や家庭のストレス、不規則な生活習慣などが原因で「睡眠の質」に悩む方が増えています。
「寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝スッキリ起きられない」「日中に強い眠気がある」といった症状を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際に当院にも、肩こりや腰痛、自律神経の乱れとともに「眠りが浅くて疲れが取れない」とご相談いただくケースが少なくありません。
本記事では、睡眠の質が低下する原因やその影響、鍼灸整骨院での施術方法、さらにご自身でできるセルフケアについて詳しく解説いたします。
睡眠の質が悪くなる原因とは
1. 自律神経の乱れ
人の身体は交感神経と副交感神経のバランスで成り立っています。
日中は交感神経が優位になり活動的になりますが、夜は副交感神経が優位になりリラックス状態へと導かれるのが理想です。
しかしストレスや不規則な生活により交感神経が働き続け、副交感神経が切り替わらないと「布団に入っても眠れない」「眠りが浅い」といった不調が起こります。
2. 生活習慣の乱れ
夜遅くまでスマホを見てブルーライトを浴びる、夜遅くのカフェイン摂取、食事の時間が不規則などは睡眠に大きな影響を与えます。
とくにブルーライトは「メラトニン」という睡眠ホルモンの分泌を妨げ、脳を覚醒させてしまいます。
3. 身体的な不調
肩こりや腰痛、冷え、むくみなどの体の不快感があると、寝返りが増えたり熟睡できなかったりします。
筋肉の緊張や血流の滞りは、睡眠の質を低下させる大きな要因です。
4. 環境要因
寝室の温度・湿度、寝具の硬さ、騒音や光なども睡眠の質に影響します。
とくに日本の夏や冬は環境の変化が大きいため、冷暖房の使い方によっても快眠度合いが変わります。
睡眠の質が悪いとどうなるのか
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慢性的な疲労感
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集中力や記憶力の低下
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自律神経失調症、頭痛、肩こりの悪化
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ホルモンバランスの乱れ(女性では生理不順や更年期症状の悪化にも影響)
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免疫力低下による風邪や感染症へのかかりやすさ
「よく眠る」ということは、単に休息ではなく 心と体を修復する大切な時間 です。
鍼灸整骨院でできる睡眠改善のアプローチ
1. 鍼灸による自律神経の調整
鍼やお灸は、ツボを刺激することで自律神経のバランスを整える効果が期待できます。
例えば「百会」「安眠」「神門」などのツボは、心身をリラックスさせ、深い眠りへと導いてくれます。
またお灸の温熱刺激は、副交感神経を優位にし、心地よい眠気を促します。
2. 筋肉の緊張を和らげる施術
肩こりや首の緊張は睡眠を妨げる大きな要因です。
当院では手技によるほぐしやストレッチ、必要に応じて鍼灸を組み合わせ、筋肉の張りを緩和します。
これにより血流が改善し、寝返りが楽になり、眠りの質が向上します。
3. 姿勢・骨盤の調整
骨盤や背骨の歪みは自律神経や血流に影響を与えます。
矯正や整体的アプローチで正しい姿勢を取り戻すことで、自律神経の働きが安定し、睡眠環境が整っていきます。
4. 自宅でできるセルフケア指導
施術と並行して、ご自宅で実践できる簡単な体操や呼吸法、生活習慣のアドバイスを行います。
これにより「その場限り」ではなく、長期的に良質な睡眠を維持することが可能です。
ご自身でできる睡眠改善セルフケア
1. 就寝前の習慣を見直す
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寝る1時間前からスマホやパソコンは避ける
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カフェインやアルコールを控える
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明るすぎない照明に切り替える
2. 呼吸法でリラックス
腹式呼吸を行い、副交感神経を優位にすることで入眠しやすくなります。
「4秒吸って、7秒止めて、8秒吐く」呼吸法は特におすすめです。
3. 軽いストレッチ
肩や首、腰をゆっくり伸ばすことで、筋肉の緊張が和らぎます。
血流が良くなり、自然な眠気が訪れやすくなります。
4. ツボ押し
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安眠(耳の後ろ) … 不眠改善に効果的
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神門(手首の小指側のシワ上) … 精神を落ち着かせる
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三陰交(内くるぶしから指4本分上) … 自律神経・ホルモン調整に役立つ
5. 入浴習慣
就寝の1〜2時間前にぬるめのお湯(38〜40℃)に浸かることで、体温が自然に下がりやすくなり、入眠がスムーズになります。
三国ヶ丘鍼灸整骨院でのサポート
当院では、睡眠に関するお悩みに対して以下のサポートを行っています。
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鍼灸での自律神経調整
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肩こり・首こり・腰痛などの不調改善
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姿勢・骨盤矯正による身体のバランス調整
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ご自宅でできるセルフケアや生活習慣のアドバイス
「最近眠れない」「朝起きても疲れが取れない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
睡眠の質は、生活習慣やストレス、身体の状態と深く関わっています。
不眠や浅い眠りを放置すると、心身の健康を大きく損なうことになります。
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鍼灸施術で自律神経を整える
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整体や骨盤調整で体の歪みを正す
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自宅での呼吸法やストレッチ、ツボ押しを取り入れる
こうした方法を組み合わせることで、質の高い睡眠を取り戻すことができます。
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、患者さま一人ひとりの体質や生活習慣に合わせてオーダーメイドの施術を行っています。
「ぐっすり眠れる毎日」を取り戻し、健康的な生活を送りましょう。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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生理痛の原因や症状、それに対する鍼灸整骨院での施術とセルフケア
皆さん、こんにちは。
堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
今回は生理痛の原因や症状、それに対する鍼灸整骨院での施術とセルフケアについて
書かせていただきます。
毎月の生理とともに訪れる下腹部の痛みや腰痛、頭痛、吐き気…。いわゆる「生理痛」は、多くの女性が経験しているお悩みのひとつです。人によっては生活に支障をきたすほど強い痛みを感じる場合もあり、仕事や学業、家事に集中できなくなることも少なくありません。
実は、生理痛の原因は単に「生理だから仕方ない」と一言で片づけられるものではなく、体質や生活習慣、自律神経やホルモンバランスなどさまざまな要因が関わっています。
生理痛の原因や症状を分かりやすく整理し、当院(三国ヶ丘鍼灸整骨院)で行っている施術方法、そしてご自宅でできるセルフケアについて詳しくご紹介します。
生理痛の主な原因とは?
1. プロスタグランジンの過剰分泌
生理の際、子宮内膜がはがれ落ちるときに分泌される物質が「プロスタグランジン」です。これは子宮を収縮させて経血を体外に排出する働きを持っています。しかし、この物質が過剰に分泌されると子宮の収縮が強くなり、下腹部痛や腰痛、頭痛、吐き気などの症状を引き起こします。
2. 血流の悪さ
冷えやストレス、運動不足などで骨盤内の血流が滞ると、子宮周囲の循環が悪くなり痛みが増します。特に「冷え性」の方やデスクワーク中心で下半身が冷えやすい方は注意が必要です。
3. 自律神経の乱れ
女性ホルモンの分泌は自律神経と密接に関わっています。過労やストレス、不規則な生活によって自律神経が乱れると、ホルモンバランスも崩れ、生理痛が強く出やすくなります。
4. 子宮や卵巣のトラブル
子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などの婦人科疾患が原因で生理痛が重くなる場合もあります。このようなケースでは専門医の診察が必要です。
生理痛の代表的な症状
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下腹部の鈍痛、差し込むような痛み
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腰痛、骨盤周囲の重だるさ
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吐き気や下痢、便秘
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頭痛、めまい
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イライラ、不安感、集中力の低下
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全身の倦怠感
症状は人によって異なり、また同じ方でも月によって強さが変わることがあります。
鍼灸整骨院でできる生理痛へのアプローチ
「生理痛に整骨院?」と驚かれる方も多いかもしれません。しかし実際には、鍼灸や整体の施術は血流改善や自律神経の調整に優れており、生理痛の根本的な体質改善につながるケースが多くあります。
1. 鍼灸施術
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ツボ刺激で血流を改善
生理痛には「三陰交(さんいんこう)」「気海(きかい)」「関元(かんげん)」などのツボが効果的です。これらを刺激することで骨盤内の血流を良くし、痛みを和らげます。 -
自律神経のバランスを整える
鍼灸は自律神経にアプローチし、交感神経の過緊張を緩めて副交感神経を優位に導きます。その結果、リラックス効果が得られ、生理痛だけでなくPMS(月経前症候群)のイライラや不安感の改善にもつながります。
2. 整体・骨盤矯正
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骨盤の歪みを整える
骨盤が歪むと子宮や卵巣周辺の血流が滞りやすくなります。整体で骨盤や腰回りのバランスを調整することで、下半身の循環がスムーズになり、生理痛の軽減が期待できます。 -
姿勢改善
デスクワークなどで猫背や反り腰になっている方は、腹部や腰に余計な負担がかかりやすくなります。姿勢を整えることで痛みの出にくい体づくりが可能です。
3. 温熱療法
お灸やホットパックで下腹部や腰を温めることで、冷えを取り血流を促進します。「冷えによる生理痛」に特に効果的です。
ご自身でできるセルフケア
1. 体を温める
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腹巻きやカイロを使って下腹部・腰を温める
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冷たい飲み物を控え、常温や温かい飲み物を選ぶ
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お風呂にゆっくり浸かる
2. 軽い運動やストレッチ
ウォーキングやヨガ、ストレッチは骨盤周りの血流を良くし、生理痛の緩和につながります。
3. 食事の工夫
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鉄分・ビタミンB群を含む食材(レバー、ほうれん草、魚など)
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血流を良くする生姜や根菜類
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カフェイン・アルコールの過剰摂取は控える
4. ツボ押しセルフケア
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三陰交(内くるぶしの指4本分上):冷えや生理痛の代表的なツボ
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合谷(手の甲、人差し指と親指の間):全身の痛みや自律神経の乱れに効果的
5. 睡眠・休養を大切に
寝不足は自律神経を乱し、生理痛を悪化させます。生理中はいつもより意識して休養をとることが大切です。
当院でのサポートについて
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、生理痛やPMSなど女性特有のお悩みに対して、患者様一人ひとりの体質やライフスタイルに合わせたオーダーメイドの施術を行っています。
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鍼灸によるツボ刺激で痛みの緩和と体質改善
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骨盤矯正で循環を整え、姿勢改善
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お灸や温熱で冷えの根本改善
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ご自宅でできるセルフケア指導
「薬に頼りたくない」「毎月の痛みを少しでも軽くしたい」と思われる方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
生理痛は、女性にとってとても身近でありながら生活の質を大きく下げてしまう悩みです。原因はホルモンバランスや血流、自律神経の乱れなど複合的であり、薬だけでは根本的に改善できないこともあります。
鍼灸整骨院での施術は、体質や生活習慣の改善をサポートし、生理痛を和らげるだけでなく「痛みに振り回されない生活」を目指すことができます。
毎月のつらい生理痛にお悩みの方は、ぜひ当院へお気軽にご相談ください。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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なぜ9月になると体調不良が起こりやすいのか?
9月に体調不良が増えるのはなぜ?鍼灸整骨院での施術とセルフケア
こんにちは。大阪府堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院の院長です。
9月に入ると「体がだるい」「頭痛が増えた」「眠れない」といった不調を訴える患者様が毎年多く来院されます。
夏の疲れが残っているのに加え、季節の変化が重なることで、自律神経や体調のバランスを崩しやすくなるのです。
今回は、なぜ9月になると体調不良が起こりやすいのか?
そして、それに対して当院でできる施術や、ご家庭でできるセルフケアについて詳しくお話ししていきます。
9月に体調不良が多く見られる原因
1. 夏の疲れの「後遺症」
7月〜8月にかけての猛暑や冷房による冷え、寝苦しい夜の睡眠不足などが、9月になって一気に表面化します。夏の間は交感神経が優位に働きやすく、緊張状態が続いています。その反動で9月に入り、副交感神経に切り替わる時に不調を感じやすくなります。
2. 気温差・寒暖差
9月は朝晩が涼しく、昼はまだ暑いという寒暖差が大きい季節です。
この急な気温変化が自律神経に負担をかけ、だるさや頭痛、胃腸の不調を引き起こします。
3. 気圧の変化
秋は台風シーズンでもあり、低気圧の影響を受けやすくなります。
気圧が下がると血管が拡張し、頭痛やめまい、関節痛を感じやすくなる方が増えます。
4. 生活リズムの乱れ
夏休みが終わり、仕事や学校が本格的に再開する時期です。環境の変化によるストレスや睡眠リズムの乱れが体調不良につながります。
9月に起こりやすい症状
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全身の倦怠感・疲労感
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頭痛・めまい・立ちくらみ
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胃腸の不調(食欲不振、下痢、便秘)
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冷えやむくみ
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関節痛・肩こり・腰痛の悪化
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不眠・眠りが浅い
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気分の落ち込み・秋うつ
これらは「自律神経の乱れ」「血流不良」「夏の疲労の蓄積」が背景にあります。
鍼灸整骨院でできる9月の体調不良への施術
1. 鍼灸施術で自律神経を整える
鍼灸は、自律神経のバランスを整えるのに効果的です。
特に9月の不調には、次のようなツボを用います。
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百会(ひゃくえ):頭痛や不眠に効果的
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内関(ないかん):ストレスや胃の不快感に有効
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足三里(あしさんり):疲労回復・胃腸の働きを助ける
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三陰交(さんいんこう):冷え・むくみ・ホルモンバランスの調整
これらのツボを鍼やお灸で刺激することで、自律神経が整い、体調が回復しやすくなります。
2. 整体・骨盤矯正
気温差や生活リズムの乱れで姿勢が崩れると、首や背中に負担がかかります。当院では骨盤や背骨の歪みを整えることで、血流や神経の流れをスムーズにし、だるさや頭痛の改善を図ります。
3. マッサージ・筋膜リリース
首や肩のこりが強くなる時期なので、筋肉の緊張を和らげる施術を行います。血流を促すことで冷えやむくみの改善も期待できます。
4. 温熱療法(お灸・ホットパック)
冷房や気温差で冷えた体には温めるケアが効果的です。お腹や腰を温めることで、胃腸の働きを助け、リラックス効果も高まります。
ご自宅でできるセルフケア
1. 規則正しい生活リズムを意識する
睡眠の質を高めるために、就寝時間と起床時間を一定に保つことが大切です。夜更かしを避け、朝は太陽の光を浴びることで体内時計がリセットされます。
2. 栄養バランスを整える
夏に偏った食生活をしていた方は、栄養不足になりがちです。
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ビタミンB群(疲労回復:豚肉、卵、納豆)
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ビタミンC(免疫力アップ:柑橘類、ブロッコリー)
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鉄分(貧血予防:赤身肉、ひじき)
を意識して摂りましょう。
3. 軽い運動で血流改善
9月は涼しくなり、体を動かしやすい季節です。ウォーキングやストレッチ、ヨガなどで軽く汗をかくと、自律神経が整いやすくなります。
4. 入浴で体を温める
シャワーだけでなく、ぬるめのお湯にゆっくり浸かることで、副交感神経が優位になりリラックスできます。冷えやむくみ改善にも効果的です。
5. ツボ押しセルフケア
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合谷(ごうこく):頭痛や肩こり
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太衝(たいしょう):イライラや自律神経の乱れ
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足三里:胃腸の不調やだるさ
1日数分、やさしく押すだけでもセルフケアになります。
9月の体調不良を放置すると…
そのまま放置してしまうと、秋から冬にかけて「慢性疲労」「自律神経失調症」「うつ症状」につながることもあります。特に胃腸の不調や不眠は悪循環を生みやすいため、早めの対処が大切です。
三国ヶ丘鍼灸整骨院でのサポート
当院では、患者様一人ひとりの体調に合わせて、鍼灸・整体・お灸・マッサージを組み合わせたオーダーメイド施術を行っています。
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「9月になると毎年体調が崩れる」
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「だるさや頭痛がなかなか取れない」
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「胃腸の不調や不眠に悩んでいる」
そんな方は、ぜひ一度当院にご相談ください。季節の変わり目を健康に乗り切れるよう、全力でサポートさせていただきます。
まとめ
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9月は「夏の疲れの影響」「気温差」「気圧変化」「生活リズムの乱れ」で体調を崩しやすい
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主な症状は「だるさ、頭痛、胃腸不調、不眠、気分の落ち込み」など
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鍼灸整骨院では、自律神経調整・血流改善・骨格矯正・温熱療法が効果的
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セルフケアは「生活リズムの安定」「栄養」「軽い運動」「入浴」「ツボ押し」がポイント
季節の変わり目を健やかに過ごすためには、早めのケアが何より大切です。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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頭痛でお悩みの方へ|原因・症状と鍼灸整骨院での施術・セルフケア方法
頭痛でお悩みの方へ|原因・症状と鍼灸整骨院での施術・セルフケア方法
皆さん、こんにちは。
堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
頭痛は「国民病」と呼ばれるほど多くの方が経験する症状で、日本人の3人に1人が慢性的に頭痛を抱えているとも言われています。仕事や家事、育児に集中できなくなるほど辛いケースも少なくなく、痛み止めに頼ってその場しのぎを続けている方も多いのではないでしょうか。
三国ヶ丘鍼灸整骨院にも「頭がズキズキしてつらい」「肩こりから頭痛が来る」「デスクワークが続くと頭が重い」など、頭痛を主訴に来院される方が増えています。
本記事では、頭痛の原因や種類を詳しく解説し、当院でできる施術、さらにご自宅でできるセルフケアについてお伝えします。
頭痛の種類と原因
頭痛と一口に言っても原因や症状はさまざまです。代表的な頭痛を大きく分けると以下の3種類があります。
1. 緊張型頭痛
最も多い頭痛のタイプで、長時間のデスクワークやスマホ操作、精神的ストレスなどにより、首や肩の筋肉が緊張して血流が悪くなることで起こります。
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特徴:後頭部からこめかみにかけて締め付けられるような痛み
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原因:姿勢不良、眼精疲労、精神的ストレス、筋肉のこわばり
2. 片頭痛(偏頭痛)
脳の血管が急激に拡張して周囲の神経を刺激することで発生します。女性に多く、ホルモンバランスや気圧変化、疲労やストレスが誘因となることが多いです。
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特徴:片側にズキズキと脈打つような痛み、吐き気を伴うこともある
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原因:血管の拡張、女性ホルモンの影響、天候や気圧の変化、生活リズムの乱れ
3. 群発頭痛
「頭痛の王様」とも呼ばれる非常に強い痛みを伴うタイプで、目の奥をえぐられるような激痛が一定期間集中的に起こります。男性に多く、睡眠や生活リズムの乱れ、自律神経の異常などが関与しています。
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特徴:目の奥を中心とした激痛、涙や鼻水を伴うこともある
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原因:自律神経の乱れ、体内時計の異常、アルコールなど
頭痛と関係の深い要因
頭痛は単に「頭の問題」だけでなく、体全体の不調が背景にある場合が多いです。
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姿勢不良:猫背やストレートネックにより首肩の筋肉に負担がかかる
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自律神経の乱れ:ストレス・不眠・気圧変化により交感神経が過剰に働く
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血流障害:筋肉の緊張や冷えで血流が悪くなり頭痛を誘発
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生活習慣:不規則な食事、睡眠不足、過度のカフェインやアルコール摂取
鍼灸整骨院でできる施術
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、頭痛の種類や原因を丁寧に見極めた上で施術を行います。
1. 鍼灸施術
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首や肩の筋緊張を和らげ、血流を改善
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自律神経のバランスを整え、ストレス性の頭痛にも対応
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頭部や手足のツボ(百会・風池・合谷など)を刺激し、痛みの軽減を図る
2. 整体・骨格矯正
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猫背やストレートネックなど姿勢の乱れを改善
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頭痛の根本的な原因となる体の歪みを整える
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正しい姿勢を維持しやすくすることで再発予防
3. マッサージ・手技療法
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首肩のこりをほぐし、緊張型頭痛の軽減
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血流やリンパの流れを促進し、疲労回復を助ける
4. 自律神経調整
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鍼灸と手技を組み合わせ、自律神経のバランスを整える
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睡眠の質改善やストレス軽減にも効果的
ご自身でできる頭痛のセルフケア
施術だけでなく、日常生活でのセルフケアも大切です。以下の方法をぜひ取り入れてみてください。
1. 姿勢改善
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デスクワーク時は椅子に深く腰掛け、顎を引く
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スマホは目の高さに近づけて使う
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1時間に1度は立ち上がって肩や首を動かす
2. ストレッチ
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首を前後左右にゆっくり倒すストレッチ
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肩甲骨を回す運動
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深呼吸を意識して緊張を和らげる
3. ツボ押し
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合谷(ごうこく):親指と人差し指の間を押すと頭痛に効果的
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風池(ふうち):後頭部の生え際にあるくぼみを指で軽く押す
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百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあるツボで、リラックス効果も高い
4. 生活習慣の見直し
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睡眠のリズムを整える
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バランスの良い食事を心がける
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水分をこまめに補給する
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アルコール・カフェインの摂りすぎに注意
5. 温冷療法
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緊張型頭痛:温めて血流を促進(蒸しタオルや入浴)
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片頭痛:冷やして血管の拡張を抑える(冷却シートや氷嚢)
当院でのサポート
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、頭痛の症状だけに注目するのではなく「なぜその頭痛が起こっているのか」を重視しています。原因を見極めた上で、患者様一人ひとりに合わせたオーダーメイドの施術を行い、再発しにくい身体づくりをサポートいたします。
「薬に頼らずに頭痛を改善したい」「繰り返す頭痛を根本から良くしたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
まとめ
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頭痛には「緊張型頭痛」「片頭痛」「群発頭痛」があり、それぞれ原因や対処法が異なる
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姿勢不良や自律神経の乱れ、生活習慣も大きく関与している
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鍼灸整骨院では鍼灸・整体・手技で根本改善を目指せる
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ご自身でも姿勢改善・ストレッチ・ツボ押し・生活習慣の見直しでセルフケアが可能
慢性的な頭痛は放置すると悪化するだけでなく、日常生活の質を大きく下げてしまいます。お悩みの方は一度、専門的な施術を受けることをおすすめします。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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