6月, 2025年
夏の冷え症にご注意!空調による体の冷えと鍼灸整骨院でできるケアとは?
夏の冷え症にご注意!空調による体の冷えと鍼灸整骨院でできるケアとは?
こんにちは。大阪府堺市堺区にあります三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
夏といえば暑さとの戦いをイメージされる方が多いかもしれませんが、実はこの季節に密かに増えているお悩みが「冷え症」です。
特に近年では、猛暑が続き、室内ではエアコンが常時稼働しているため、「夏冷え」によって不調を訴える患者さんが多く来院されています。
今回は、そんな「夏の冷え症」について、その原因と症状、そして当院でできる施術やご自宅でできるセルフケアまで詳しくご紹介いたします。
冷え症とは?夏に冷える理由とは?
冷え症の定義
冷え症とは、外気温とは関係なく手足や体全体が冷たく感じる状態のことを指します。女性に多い印象がありますが、近年では男性やお子様にも増加傾向があります。
特に夏場の冷え症は、自覚が遅れやすく「なんとなくだるい」「寝つきが悪い」といった不定愁訴の一部として現れがちです。
夏の冷えの主な原因
1. 冷房による体温調整機能の低下
室内の冷気に長時間さらされていると、体は外気との温度差に対応しきれず、自律神経が乱れます。これが血流の悪化を招き、冷えにつながります。
2. 薄着による皮膚からの放熱
半袖・短パンなどの薄着で長時間冷房下にいると、肌からどんどん熱が奪われ、体の芯まで冷えてしまいます。
3. 冷たい飲食物の過剰摂取
アイスクリーム、冷たいジュースやお茶などを多く摂ることで、内臓が冷えて血行が悪化。これも冷え症の大きな要因です。
4. 汗をかくことによる体温の急低下
汗をかいた後、エアコンの風に直接あたると、汗が蒸発して一気に体温が下がり、冷えにつながります。
夏の冷え症による症状とは?
以下のような症状に心当たりがある方は、夏の冷えが原因かもしれません。
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手足の先が常に冷たい
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腰やお腹が冷える感じがする
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肩こり・腰痛が悪化する
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下痢や便秘になりやすい
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疲れやすく、だるい
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生理痛が重くなる
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寝つきが悪い、途中で目が覚める
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頭痛やめまいを感じる
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食欲不振・内臓の不調
これらの症状は単なる冷えにとどまらず、自律神経の乱れやホルモンバランスにも影響を与えることがあります。
鍼灸整骨院でできる「冷え症」へのアプローチ
当院では、夏の冷えによる不調に対して以下のような施術を行っております。
1. 鍼灸治療(ツボ刺激による自律神経・血流改善)
鍼やお灸を用いて、冷えに関係する経絡(けいらく)やツボを刺激し、血流を促進します。
特に以下のツボが効果的です:
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三陰交(さんいんこう):内くるぶしの上、女性の冷え症に効果大
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足三里(あしさんり):膝下にある胃腸を整え内臓の冷えに有効
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関元(かんげん):おへその下、全身の気血を整える
これらのツボは、鍼灸でピンポイントに刺激することで、体内からぽかぽかと温かくなる感覚が実感できます。
2. 整体・骨盤矯正による血流促進
姿勢の乱れや骨盤の歪みにより血液循環が滞っている方も多いです。当院では、骨盤矯正や全身整体を通じて筋肉のバランスを整え、血行を改善します。
冷え症の方の多くは猫背気味で、内臓が圧迫されて機能が低下している場合があるため、正しい姿勢に整えることも大切です。
3. ドライヘッドスパによる自律神経調整
夏の冷えは自律神経の乱れとも深く関係しています。ドライヘッドスパで頭皮をじっくりほぐすことで、副交感神経が優位になり、リラックス状態に。睡眠の質も向上します。
ご自宅でできる冷え対策・セルフケア
当院での施術とあわせて、日常生活でのセルフケアも非常に重要です。以下に、すぐに実践できる方法をご紹介します。
1. 「温活」を意識した生活習慣
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冷房の設定温度は26~28度
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肩・お腹・足元を冷やさないように羽織ものやレッグウォーマーを常備
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湯船に浸かる習慣を(シャワーだけで済ませない)
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寝る前の白湯、しょうが紅茶などで内臓を温める
2. 冷たいものを控える食習慣
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アイスやジュースはほどほどに
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常温または温かい飲み物を中心に
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夏野菜の中でも体を冷やす「トマト」「きゅうり」「ナス」は控えめに
代わりに「ショウガ」「にんにく」「玉ねぎ」など、体を温める食材を取り入れましょう。
3. セルフお灸で冷えケア
ドラッグストアなどで購入できる台座灸を使って、三陰交・足三里などに週2~3回お灸を据えることで、血行と代謝の改善が期待できます。
4. 簡単ストレッチとウォーキング
長時間座りっぱなしで血流が滞ると、冷えやすくなります。こまめに立ち上がってストレッチをしたり、毎日のウォーキングで筋肉を使うことで冷えを予防できます。
冷え症は「体のサイン」!早めの対処が大切です
冷え症は一時的な不調と思われがちですが、放置すると慢性疲労や免疫力の低下、自律神経の不調など、さまざまな不定愁訴の原因になります。
「夏でも足先が冷たい」「寝つきが悪い」「身体がだるい」と感じている方は、ぜひ一度ご相談ください。
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、丁寧なカウンセリングとお身体の状態を見極めたオーダーメイド施術で、あなたの冷え症を根本から改善へと導きます。
まとめ
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夏の冷えは冷房・飲食・自律神経の乱れが原因
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症状は手足の冷え・だるさ・頭痛・睡眠障害など多岐にわたる
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鍼灸や整体、ドライヘッドスパで根本ケアが可能
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セルフケアでは温活・食事改善・セルフお灸が効果的
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、夏の冷え症にお悩みの方が快適な毎日を過ごせるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
ぜひお気軽にご来院・ご相談ください。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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【徹底解説】熱中症対策は夏の必須ケア!鍼灸整骨院でできる施術と自宅でできるセルフケア
【徹底解説】熱中症対策は夏の必須ケア!鍼灸整骨院でできる施術と自宅でできるセルフケア
こんにちは。堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
年々暑さが増す日本の夏。気づかぬうちに体が悲鳴をあげていることも多く、熱中症のリスクは誰にでもあります。
実は熱中症は、気温の高さだけでなく、自律神経の乱れや体の巡りの悪さも大きく関係しています。
今回は、
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熱中症の基礎知識
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鍼灸整骨院でできる熱中症対策
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ご自身でできるセルフケア
をわかりやすくお伝えします。ぜひ最後までお読みください。
◆ 熱中症とは? ― 身体が発する危険信号
熱中症とは、体温調節機能がうまく働かずに、体内に熱がこもってしまう状態のことをいいます。重症化すると意識障害や多臓器不全を起こすこともあり、毎年救急搬送が相次いでいます。
● 主な症状
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めまい・立ちくらみ
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筋肉のけいれん(こむら返り)
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倦怠感・頭痛
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吐き気・嘔吐
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高体温(体が熱い)
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意識の混濁・失神
● 熱中症の原因
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高温多湿な環境
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脱水(体内の水分・塩分不足)
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長時間の直射日光や運動
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自律神経の乱れによる発汗異常
これらが複合的に関係し、体温調節が効かなくなると熱中症に繋がります。
◆ 鍼灸整骨院でできる熱中症対策施術とは?
「熱中症に鍼灸整骨院?」と思われる方もいるかもしれませんが、実はとても有効なケアの場でもあります。
特に、自律神経を整える施術や、血流改善を行うことで、体が熱に適応しやすくなり、熱中症にかかりにくい体作りが可能です。
① 自律神経調整の鍼灸施術
熱中症の根本原因のひとつが「自律神経の乱れ」。
東洋医学では、気・血・水のバランスが崩れることで発汗や体温調節が狂うと考えられています。
● 使用する主なツボ
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【百会(ひゃくえ)】…頭のてっぺん、自律神経の調整
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【内関(ないかん)】…吐き気・めまいの緩和
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【足三里(あしさんり)】…胃腸機能と免疫力UP
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【大椎(だいつい)】…首の付け根、体温調節に関わるツボ
これらのツボに優しく刺激を加えることで、体のバランスを整えます。
② 整体・骨格矯正で巡りを改善
背骨や骨盤の歪みがあると、神経や血管が圧迫され、熱の逃げ道がなくなって体にこもりやすくなります。
当院では、個人の体の状態に合わせて、背骨や骨盤の調整を行い、自然な発汗や血流を促進。熱のこもりにくい体づくりをサポートします。
③ 冷却・循環調整マッサージ
冷房で冷え切った体は、末端の血流が滞りやすくなり、逆に熱中症になりやすいという矛盾もあります。
そのため、当院では首・背中・ふくらはぎなどのリンパと血流を促すマッサージを行い、全身の温度調整機能をサポートしています。
◆ 自宅でできる!熱中症予防のセルフケア
日常生活でも、少しの意識で熱中症を防ぐことができます。ここでは簡単に取り入れられるセルフケアをご紹介します。
① 水分・塩分補給をこまめに
「のどが渇いてから」では遅いのが熱中症。
コップ1杯(約200ml)の水分を、1時間に1回を目安にとるのが理想です。
また、発汗時には塩分(ナトリウム)補給も必須。
水だけを摂ると、体液のバランスが崩れ、かえって具合が悪くなることも。
スポーツドリンクや、塩飴、経口補水液なども活用しましょう。
② 朝晩のストレッチ&ツボ押し
日々の簡単なケアとして、自律神経を整えるストレッチやツボ押しがおすすめです。
● おすすめツボのセルフケア
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【合谷(ごうこく)】…手の甲、親指と人差し指の間。体の熱を鎮める
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【労宮(ろうきゅう)】…手のひら中央。自律神経の調整
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【三陰交(さんいんこう)】…足首から指4本分上の内側。全身の調整
1日3〜5分程度、優しく押すだけでも効果があります。
③ 夏こそ「湯船」に入ろう
暑いからといってシャワーだけで済ませがちですが、湯船にゆっくり浸かることで、
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自律神経が整う
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血流がよくなる
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質の高い睡眠がとれる
など、結果的に熱中症に強い体をつくることに繋がります。
38〜40℃のお湯に10〜15分程度が目安です。
④ 食事で「内側から」熱中症対策
暑さで食欲が落ちると、ミネラル・ビタミン不足に陥り、熱中症になりやすくなります。
夏におすすめの食材:
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きゅうり・トマト・なすなどの夏野菜
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梅干し・味噌・ぬか漬けなどの発酵食品(塩分補給)
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スイカやみかんなどの水分の多い果物
体を冷やしすぎない程度に、栄養バランスを意識した食事を心がけましょう。
◆ まとめ:熱中症対策は「予防」が何より大事!
熱中症は、重症化してからでは遅く、日頃の予防と体質改善がカギとなります。
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自律神経や血流の乱れを整える「鍼灸・整体」
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日常でできる「こまめな水分補給」や「ツボ押し」
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睡眠・食事の見直し
これらをうまく組み合わせることで、夏を快適に、そして健康に過ごすことができます。
三国ヶ丘鍼灸整骨院では、熱中症に備えるための体作りから、疲労回復の施術まで、一人ひとりの体調に合わせたサポートを行っています。
お気軽にご相談ください!
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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むくみにお悩みの方へ 鍼灸整骨院でできる「むくみケア」とご自宅でのセルフケア
むくみにお悩みの方へ
鍼灸整骨院でできる「むくみケア」とご自宅でのセルフケア
こんにちは、堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院です。
「朝起きたときに顔がパンパン」「夕方になると足がだるくて重い」――そんなむくみの症状に悩まされていませんか?
むくみは一見軽い不調のように思えますが、放置しておくと体の巡りが悪くなり、慢性的な疲労感や冷え、肥満、肌荒れなどにもつながる可能性があります。この記事では、むくみの原因や鍼灸整骨院で行えるケア、そしてご自宅で簡単にできるセルフケアについて詳しく解説します。
むくみとは何か?原因を正しく知ることが第一歩
むくみとは、体内の余分な水分や老廃物が皮下組織に溜まり、腫れや重だるさを感じる状態を指します。専門用語では「浮腫(ふしゅ)」とも言います。
むくみの主な原因
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血行不良・リンパの滞り
長時間のデスクワークや立ち仕事などで筋肉が動かないと、血液やリンパの流れが悪くなり、むくみが起こりやすくなります。 -
冷え
冷えにより血管が収縮し、体液の循環が悪くなると、末端に老廃物がたまりやすくなります。 -
塩分・糖分の過剰摂取
塩分の多い食事をすると体内のナトリウム濃度が高まり、水分をため込もうとするためむくみが発生しやすくなります。 -
ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、月経周期や更年期などでホルモンが変動すると体内の水分調整がうまくいかず、むくみやすくなります。 -
睡眠不足・ストレス
自律神経が乱れると血流が悪くなり、リンパの流れも滞ることでむくみを引き起こします。
鍼灸整骨院での「むくみケア」施術内容
むくみの改善には、「循環機能を高める」ことが非常に重要です。当院では、以下のような施術でむくみにアプローチしています。
1. 鍼(はり)療法
細い鍼を使って筋肉やツボに刺激を与えることで、血行とリンパの流れを促進します。特に足のむくみに対しては、ふくらはぎや足首周辺のツボにアプローチし、老廃物の排出を助けます。
主な使用ツボ:
・足三里(あしさんり)
・陰陵泉(いんりょうせん)
・三陰交(さんいんこう)
2. 灸(きゅう)療法
もぐさを用いたお灸でツボを温めることで、冷えを改善し、内臓機能や血流の回復を図ります。特に冷え性の方や慢性的なむくみがある方におすすめです。
3. 整体・骨盤矯正
骨格の歪みや筋肉の硬さは、リンパの流れを妨げる大きな原因です。整体で全身のバランスを整えることで、体内の流れをスムーズにします。
4. ハンドリンパマッサージ
手技によってリンパの流れを促すマッサージは、即効性が高く、施術後すぐに「足が軽くなった」と実感される方も多くいらっしゃいます。
むくみ解消のためのセルフケア5選
鍼灸整骨院でのケアと合わせて、ご自宅でのセルフケアも大切です。以下に、簡単にできるセルフケアを5つご紹介します。
1. ストレッチと軽い運動
血流を促進するために、1日10分程度のウォーキングやふくらはぎのストレッチを行いましょう。足首を回したり、つま先立ち運動も効果的です。
2. 水分をしっかりとる
「むくんでいるから水を控える」という方もいますが、それは逆効果。老廃物を体外に排出するためには水分が不可欠です。常温の水や白湯をこまめに飲みましょう。
3. 食生活の見直し
・塩分を控える
・カリウムを含む食品(バナナ、ほうれん草、アボカドなど)を積極的に摂る
・利尿作用のある食品(きゅうり、スイカ、生姜など)を取り入れる
4. 入浴と足湯
湯船につかることで血行が促進され、むくみ解消に繋がります。特に半身浴や足湯はリラックス効果もあり、自律神経の調整にも効果的です。
5. 寝るときの足の高さに工夫を
寝るときに足元にクッションを置いて心臓より高くすることで、重力により自然とリンパや血液が心臓へ戻りやすくなります。
むくみを放置してはいけない理由
むくみは体が「何か不調を抱えている」というサインのひとつです。たとえば以下のような疾患が潜んでいる可能性もあります。
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腎機能の低下
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心臓病
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甲状腺の病気
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静脈瘤
「いつもむくんでいる」「むくみが片足だけに出る」「痛みを伴う」などの場合は、一度医療機関を受診することをおすすめします。
鍼灸整骨院での定期ケアがむくみ改善の近道!
むくみは一時的なケアで軽減しても、原因を根本から改善しなければ繰り返してしまいます。
当院では、患者様一人ひとりの体質・生活習慣・お悩みに合わせたオーダーメイドの施術を行っております。
さらに、むくみ以外にも「冷え」「だるさ」「生理不順」「頭痛」などの症状も併発している方には、自律神経調整や内臓ケアを含めたアプローチも可能です。
最後に|むくみ知らずの軽やかな毎日を
むくみは体からのSOSサインです。正しく原因を知り、適切なケアを行うことで、心身ともに軽やかな毎日が送れるようになります。
鍼灸整骨院での定期的な施術と、ご自宅での簡単なセルフケアを組み合わせて、「むくみ知らずの身体」を目指しましょう。
三国ケ丘鍼灸整骨院
鍼灸師、柔道整復師
西本峻明
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マタニティ整体とは??
【マタニティ整体とは?】妊婦さんのための鍼灸整骨院ケアとセルフケアのすすめ
こんにちは。堺市堺区の三国ケ丘鍼灸整骨院のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は、妊娠中の女性に向けた「マタニティ整体」について、鍼灸整骨院でできる施術内容や、ご自宅で実践できるセルフケアを交えて詳しくご紹介いたします。
◆マタニティ整体とは?
マタニティ整体とは、妊娠中の女性に特化した整体のことで、妊娠による身体の変化に伴う痛みや不調を和らげるための施術です。妊娠初期から後期、さらには産後にかけて、女性の身体は大きく変化していきます。その変化に対応できるよう、身体に無理のない施術が必要です。
当院では、妊娠中の母体と胎児に負担をかけないソフトな手技を基本とし、安全かつ効果的な整体を行っております。
◆妊娠中に起こりやすい身体の不調
妊娠中の女性の身体は、ホルモンバランスの変化や、体型の変化によって様々な不調が現れます。以下はその一例です。
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腰痛・背中の痛み
妊娠によりお腹が大きくなると、自然と反り腰の姿勢になりやすく、腰や背中に負担がかかります。 -
肩こり・首こり
バランスを取るために姿勢が崩れ、肩や首への負担が増します。 -
骨盤のゆがみ・不安定感
出産準備のために「リラキシン」というホルモンが分泌され、靭帯が緩むことで骨盤が不安定になります。 -
むくみ・冷え
血流やリンパの流れが悪くなることで、足のむくみや冷えが起こりやすくなります。 -
坐骨神経痛や恥骨痛
お腹が大きくなるにつれ、神経への圧迫が強まり、鋭い痛みが出る場合もあります。
これらの症状は、放っておくと出産や産後の体調に悪影響を及ぼす可能性もあるため、早めのケアが大切です。
◆鍼灸整骨院でできるマタニティ整体施術
当院で行っているマタニティ整体では、以下のような施術を中心に行っています。
①骨盤調整
妊娠中は骨盤が開きやすくなるため、適切な位置に整えておくことが重要です。骨盤のゆがみは、腰痛や恥骨痛、産後の回復にも関係してきます。当院では、仰向けや横向きなど、妊婦さんの体勢に配慮しながらソフトな手技で調整を行います。
②筋肉の緊張緩和
特に張りやすい腰・背中・肩まわりの筋肉を、やさしくほぐして血流を促進します。無理な力を加えることはなく、リラックスしながら施術を受けていただけます。
③姿勢改善のサポート
妊娠中は姿勢が崩れやすいため、施術とあわせて姿勢指導を行います。どのように立つか、座るか、寝るかといった日常動作を正すことで、痛みの原因を根本から改善していきます。
④鍼灸施術(※希望者のみ)
つわり、逆子、むくみ、冷え、肩こりなどに対して、東洋医学的なアプローチで鍼やお灸を用いた施術も行っております。妊婦さんの体調と相談しながら、安全に配慮して行いますのでご安心ください。
◆妊婦さんでも安心!施術時の注意点
妊娠中の施術には細心の注意が必要です。以下のような配慮を行っております。
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妊娠16週以降(安定期)からの施術を推奨
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体勢は仰向けや横向きを基本とし、うつ伏せは避けます
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施術前に体調のヒアリングを徹底
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刺激の強い手技は行わず、ソフトな整体中心
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万が一の際の医療機関との連携体制あり
また、妊婦さんご本人の体調が優れない場合や、主治医から安静の指示が出ている場合には施術をお断りさせていただく場合がございます。まずはお気軽にご相談ください。
◆自宅でできる!マタニティセルフケア
妊娠中は日々のちょっとしたセルフケアも非常に大切です。ここでは、ご自宅で簡単にできるマタニティケアをご紹介します。
①軽いストレッチ
お風呂上がりなどに、以下のようなストレッチを習慣にしましょう。
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骨盤まわりのストレッチ
両足を肩幅に開いて立ち、骨盤を前後左右にゆっくり動かす「骨盤体操」は、腰痛予防に効果的です。 -
肩甲骨まわりのストレッチ
両腕を肩の高さに上げて円を描くように回す動作を繰り返すことで、肩こり予防に役立ちます。
②冷え対策
靴下や腹巻きを着用し、身体を冷やさないよう心がけましょう。また、温かい飲み物を選ぶこと、入浴時はぬるめのお湯にゆっくり浸かることも効果的です。
③正しい姿勢を意識する
立ち姿勢では、頭・肩・骨盤・かかとが一直線になるように意識しましょう。座るときも浅く座らず、骨盤を立てて深く座ることで、腰への負担を軽減できます。
④マタニティヨガや軽いウォーキング
主治医の許可がある場合には、軽い運動もおすすめです。マタニティヨガは呼吸法やリラクゼーションにも効果的で、出産への準備としても役立ちます。
◆まとめ:マタニティ整体で快適な妊娠期を
妊娠中の身体は日々変化し、想像以上にストレスや不調を感じやすいものです。だからこそ、定期的な整体や鍼灸のケアによって、母体の健康をサポートし、赤ちゃんが育つ環境を整えることが大切です。
当院では、マタニティ期の女性が安心して通える環境づくりを大切にしています。妊娠中の痛みや不安を抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたと赤ちゃんが健やかな毎日を過ごせるよう、スタッフ一同全力でサポートいたします。
ご予約・お問い合わせはお気軽に!
LINE予約・お電話でも受付中!
妊娠中でも安心して通える三国ヶ丘鍼灸整骨院へ、ぜひご来院ください。
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梅雨時期の寝苦しい夜にサヨナラ!睡眠不足を解消する方法と鍼灸整骨院でのケア
梅雨時期の寝苦しい夜にサヨナラ!睡眠不足を解消する方法と鍼灸整骨院でのケア
こんにちは!堺市堺区の三国ヶ丘鍼灸整骨院のブログへようこそ。
梅雨の時期になると、「なんだか寝つきが悪い」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きてもスッキリしない」といった声を多く耳にします。高温多湿で蒸し暑い夜、雨音や気圧の変化、ジメジメした空気は私たちの睡眠の質を低下させてしまいます。
今回は、梅雨時期にありがちな睡眠不足の原因と、それを解消するために鍼灸整骨院でできる施術、さらにご自宅でできるセルフケアについて詳しくご紹介します。
なぜ梅雨の時期は眠れないのか?睡眠の質が下がる主な原因
1. 気温と湿度の上昇
梅雨は気温が上がり始め、湿度が非常に高くなります。これにより寝室が蒸し暑くなり、寝苦しさを感じることが増えます。人間の体温は、深部体温(体の内部の温度)を下げることで入眠しますが、湿度が高いと汗が蒸発せず、うまく体温調節ができず寝つきにくくなるのです。
2. 気圧の変動
梅雨は低気圧が停滞しやすく、気圧の変化が頻繁に起こります。気圧が下がると副交感神経が優位になり、日中でも眠気を感じたり、逆に夜になると交感神経が活発になり眠れなくなることもあります。これが「自律神経の乱れ」を引き起こし、睡眠の質の低下へとつながります。
3. 雨音や室内環境の変化
雨音が一定のリズムで心地よいという人もいますが、集中豪雨や長時間続く雨音が不快に感じられ、眠りの妨げになる場合もあります。また、梅雨時は布団やベッドの湿気も問題になり、不快感が増す原因になります。
睡眠不足がもたらす心と体への悪影響
睡眠の質が下がると、次のような不調が現れることがあります:
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日中の集中力や作業効率の低下
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慢性的な疲労感やだるさ
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頭痛、肩こり、腰痛などの身体的不調
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イライラや不安感などの精神的不調
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自律神経失調症や免疫力の低下
特にこの時期、心身のバランスを崩しやすいため、早めの対処が必要です。
鍼灸整骨院でできる睡眠改善のための施術
鍼灸整骨院では、「自律神経のバランスを整える」「筋肉の緊張を和らげる」「血流を促進する」など、睡眠の質を根本から改善する施術を提供しています。
1. 鍼灸(しんきゅう)療法
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激することで自律神経を調整し、体の内側からバランスを整えます。梅雨の睡眠障害には、次のようなツボへの施術が効果的です。
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百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあり、精神を安定させる効果
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安眠(あんみん):耳の後ろにあるツボで、名前の通り快眠を促進
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神門(しんもん):手首の内側にあり、不安や緊張を和らげる
鍼によって副交感神経を優位にし、リラックスした状態に導くことで、自然な眠りをサポートします。
2. 整体・骨格調整
骨格や筋肉の歪みがあると血流や神経伝達が悪くなり、眠りが浅くなります。特に首や背中、骨盤まわりの歪みを整えることで、自律神経の働きがスムーズになります。
梅雨時の気圧変化による不調にも整体は効果的で、施術後に「体が軽くなった」「よく眠れた」と感じる方が多いです。
3. 自律神経調整マッサージ
首や肩、背中などの筋肉をじっくりほぐすことで、副交感神経の働きを促し、深いリラックス状態へ導きます。血流が良くなり、手足の冷えやだるさも改善され、眠りにつきやすい体へ変化します。
ご自宅でできる!睡眠改善のためのセルフケア
鍼灸整骨院での施術と合わせて、日常生活でもセルフケアを取り入れることで、より効果的に睡眠の質を高めることができます。
1. 寝室の環境を整える
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湿度管理:除湿機やエアコンの除湿機能を活用して、湿度は50〜60%に保つ
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寝具の見直し:通気性の良いリネンや麻素材のシーツに替える
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照明:就寝前は間接照明や暖色系の照明にし、リラックスできる空間をつくる
2. 就寝前の習慣を見直す
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スマホやパソコンの使用は就寝1時間前までに済ませる
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軽いストレッチや深呼吸でリラックス
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ハーブティー(カモミールやラベンダー)を飲んで気持ちを落ち着ける
3. 自宅でできるツボ押し
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労宮(ろうきゅう):手のひらの中央にあるツボ。ストレス軽減や自律神経の調整に
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失眠(しつみん):かかとの中央あたり。不眠症の改善に効果的
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内関(ないかん):手首の内側、3本指分の位置にあり、心を落ち着ける働き
親指で心地よい程度の圧で10秒ほど押すのを、数回繰り返しましょう。
4. 食生活の見直し
睡眠の質を高めるためには、栄養バランスの良い食事も重要です。特にトリプトファンやビタミンB群、マグネシウムを含む食品は、セロトニンやメラトニンといった睡眠ホルモンの生成に役立ちます。
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トリプトファン:大豆製品、卵、乳製品、バナナ
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ビタミンB群:豚肉、玄米、納豆
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マグネシウム:海藻類、ナッツ、豆類
最後に
梅雨の時期は自然環境の変化によって、心身に大きな負担がかかります。寝苦しさや睡眠不足を放っておくと、慢性化し体調不良の原因にもなりかねません。
鍼灸整骨院では、そんなあなたの体と心を整え、毎日を健やかに過ごせるようサポートしています。ご自身でできるセルフケアと併用することで、梅雨の不快な夜とも上手に付き合っていくことができるでしょう。
「最近眠れない」「疲れが取れない」そんなお悩みがある方は、ぜひ一度、当院までお気軽にご相談ください。
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