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【突然の激痛!】ぎっくり腰とは?

2025-05-26

【突然の激痛!】ぎっくり腰とは?原因・対処法・鍼灸整骨院での施術とセルフケア法を徹底解説!

こんにちは、三国ヶ丘鍼灸整骨院です。

「朝起きて顔を洗おうとした瞬間、腰に電気が走ったような痛みが…」
「重い荷物を持ち上げた瞬間、動けなくなった」
そんな経験、あなたにはありませんか?

それはまさに「ぎっくり腰」、医学的には急性腰痛症と呼ばれる症状です。

突然起こる強烈な腰の痛みは、日常生活に大きな支障をきたし、精神的にも大きなストレスになります。ぎっくり腰は誰にでも起こり得る身近なトラブルであり、早めの対処と正しいケアが早期回復へのカギとなります。

今回はこの「ぎっくり腰」について、

  • 原因・症状の詳しい解説

  • 鍼灸整骨院でできる具体的な施術

  • ご自身でできるセルフケアと再発予防法

を、わかりやすくご紹介していきます。

ぎっくり腰 イラスト

 

 


◆ ぎっくり腰とは?その正体を正しく理解しよう

「ぎっくり腰」は、急に起こる腰の激しい痛みの総称で、医学的には「急性腰痛症」と呼ばれます。

主な症状

  • 腰に突然鋭い痛みが走る

  • 少しでも動かすと痛みが強くなる

  • 寝返りや立ち上がりが困難になる

  • 腰に力が入らず、前かがみ・後ろ反りができない

場合によっては、痛みの強さにより歩行困難になることもあります。


◆ ぎっくり腰の主な原因とは?

ぎっくり腰は「突然起こる」と思われがちですが、実際には日常の積み重ねが引き金になることがほとんどです。

主な原因と誘因

  1. 筋肉や筋膜の損傷
     → 腰回りの筋肉や靭帯に急激な負担がかかり、部分的に損傷する

  2. 姿勢不良の積み重ね
     → 猫背・反り腰などにより腰の関節や筋肉が慢性的に緊張していると、些細な動作で発症しやすくなる

  3. 疲労やストレスの蓄積
     → 体力の低下、精神的ストレスにより自律神経が乱れ、筋肉が硬直しやすくなる

  4. 冷えや気温差
     → 寒暖差により筋肉の柔軟性が低下し、動作時にケガを起こしやすくなる

  5. 加齢による椎間板の劣化
     → クッションの役割を果たす椎間板が傷みやすくなり、周囲の神経や筋肉にも負担がかかる


◆ ぎっくり腰を起こしやすいタイミング・行動

  • 重い物を持ち上げたとき

  • 中腰姿勢を長時間続けた後の立ち上がり

  • 咳やくしゃみをした瞬間

  • 朝起きてすぐの動作

  • 運動不足の状態で急に動いたとき

つまり、「なんでもない動作」が引き金になるのがぎっくり腰の恐ろしさです。


◆ 鍼灸整骨院でできる施術内容

ぎっくり腰は「安静が一番」と思われがちですが、実は適切な施術を受けることで早期回復が可能です。当院では、ぎっくり腰の急性期から回復期まで、一人ひとりに合った施術を行います。


1. 鍼(はり)施術

東洋医学的には「気の滞り」や「血の滞り」が痛みの原因とされます。鍼によって筋肉の緊張を和らげ、炎症の軽減自己治癒力の促進が期待できます。

  • 痛みのある部位だけでなく、関連するツボにも鍼を行う

  • 自律神経を整え、全身の緊張を緩める

鍼が苦手な方には、接触鍼やてい鍼など、刺さない鍼も対応可能です。


2. お灸(きゅう)施術

お灸による温熱刺激で、筋肉の血流を促進し、冷えを改善します。ぎっくり腰の背景に冷えや自律神経の乱れがある方には特に効果的です。

  • 「腎兪(じんゆ)」「大腸兪」「委中」など腰痛に効くツボに施灸

  • 痛みの緩和とともに、体の深部から温まる感覚


3. 手技療法(柔整マッサージ)

炎症の強い急性期は強い揉みほぐしは避け、ごく軽い手技で筋肉の緊張を取り除きます。回復期には筋膜リリースやストレッチを取り入れて可動域の改善と再発予防に努めます。


4. テーピング・サポーター指導

必要に応じて、キネシオテープなどで患部をサポート。動作時の痛みの軽減と腰の安定化が期待できます。


5. 姿勢・体の使い方の指導

ぎっくり腰の根本原因は「体の使い方のクセ」であることが多いです。日常生活の動作を見直すことで、再発を予防します。


◆ ご自身でできるセルフケア方法

急性期(発症〜48時間以内):まずは「冷やす」

  • 強い痛みと腫れがある場合は、氷嚢や保冷剤で15分冷却し、30分休み、を繰り返す

  • 無理に動かず、楽な姿勢で安静を心がける(横向きで膝を曲げる姿勢など)

❗温めるのはNG(炎症を悪化させる場合があります)


回復期(2日目以降〜):徐々に「温めて・動かす」

  • 痛みが落ち着いてきたらお風呂でゆっくり温める(長湯は避ける)

  • コルセットを使って腰を保護しながら軽いストレッチ

  • 深呼吸を意識し、自律神経を整える


セルフストレッチ(無理のない範囲で)

1. 仰向け膝抱えストレッチ
仰向けになり、両膝を胸に引き寄せて数秒キープ。腰周りの筋肉が緩みます。

2. キャット&ドッグ(四つん這い体操)
背中を丸めたり反らせたりして、腰椎をやさしく動かす体操。呼吸に合わせてゆっくり行いましょう。


◆ 再発を防ぐ生活習慣と予防法

姿勢改善

  • 長時間座るときは骨盤を立てて座る

  • デスクワークでは腰にクッションをあてる

運動不足を解消

  • ウォーキングやラジオ体操など軽い有酸素運動が腰の健康を守る

  • 筋力低下が進むとぎっくり腰が再発しやすくなる

体重管理

  • 体重増加は腰への負担が増え、発症リスクが高まる


◆ 鍼灸整骨院での通院目安と施術の流れ

  • 【初回】:問診・検査・応急対応(鍼・手技・テーピングなど)

  • 【2回目以降】:症状に応じた施術+姿勢・動作の指導

  • 【3〜5回】:通常は1週間〜10日程度で改善されることが多いです

  • 【その後】:再発防止のメンテナンス通院(月1〜2回など)


◆ よくある質問

Q. ぎっくり腰になったら整骨院にすぐ行っていいの?
A. はい、できるだけ早期の対応が回復の鍵です。急性期でも、適切な施術を受けることで、炎症や痛みを和らげ、回復が早まります。

Q. 痛みが落ち着いた後も通った方がいい?
A. はい、再発防止のためには原因を根本からケアすることが重要です。当院では、日常動作や姿勢のクセの改善も丁寧に指導します。


◆ まとめ

項目 内容
ぎっくり腰とは? 急性の腰痛で、筋肉や関節の炎症が主な原因
原因 姿勢不良、筋疲労、冷え、ストレスなど
鍼灸整骨院での施術 鍼・灸・手技・テーピング・動作指導など
セルフケア 急性期は冷却・回復期は温めと軽い運動
再発予防 姿勢改善・運動習慣・体重管理がカギ


ご予約・ご相談はこちらから

ぎっくり腰は「もう動けない!」と不安になりがちですが、適切な施術と正しいケアによって、驚くほど早く改善するケースも多いです。

当院では、経験豊富な国家資格保持者が、お一人おひとりの症状に合わせて丁寧に対応いたします。

お電話・LINE・WEB予約も承っております。
ご相談だけでもお気軽にどうぞ。

三国ケ丘鍼灸整骨院

鍼灸師、柔道整復師

西本峻明

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